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土壁の持つ蓄熱性能

2011.09.30

土壁の持つ蓄熱性能は、コンクリートに持たすことができます。木造住宅ですから、わざわざ室内にコンクリートを使う必要はありません。基礎や土間のコンクリートを蓄熱体として利用できるシステムにします。熱は、夏冬とも、空気の流れで運びます。エアサーキュレーションシステムの誕生です。この自然の熱エネルギーを建物内に採り込むサイクルに、調湿機能を持たせれば、土壁のもう一つの性能を復活したことになります。調湿性能を豊かに持つ素材は、まず自然素材です。木材、漆喰などの塗り壁がその代表です。次に工業製品でも優れものはたくさんあります。従来からある製品ではケイカル板などですが、最近では、続々と調湿性能を大幅に向上させた商品が発売されています。これらの中から安全でエコロジカルなものを選定し、下地や内装などに上手に利用すれば、土壁に負けない性能が期待できます。もちろん、昔ながらの土壁をこのパッシブ住宅に組み込むことも可能です。

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